2013-01-01から1年間の記事一覧
前代未聞にして空前絶後、「映画館に居ながらにしてソマリアの海賊に襲われる体験ができる映画」がやって来た! な…何を言ってるのかわからねーと思うが(略) 多分に「アメリカの正義」を告発する軍事アクションスリラー大作『グリーン・ゾーン』が興行的に…
いまはなき東急文化会館で、高畑勲監督の前作『ホーホケキョ となりの山田くん』を観たのは、まだ20世紀、自分もまだ20代の頃だった。当時の高畑監督は還暦をすぎ、映画監督として円熟した時期にあったと言っていいだろう。その力の抜けた作風は、東急文…
仕事が忙しいというか風当たりが強くなってきたので映画がはかどりますよ。
はい、やってまいりました『ティンカー、テイラー、ソルジャー、スパイ』、2012年になってのまさかの映画化。もちろん非ハリウッドのヨーロッパ映画です。 ↑のM:Iシリーズがアメリカンスパイ映画の王道なら、こちらは007以上に、ブリティッシュスパイ映画の…
ブライアン・デ・パルマの手がけた初代M:Iは非常に面白かった。とにかくサスペンスがてんこ盛りで、ダニー・エルフマンの音楽も「いわゆるハリウッド調」ではなく、もちろんラロ・シフリンのテーマ曲のカッチョイイ現代風アレンジも含め、一作目にして007シ…
公開前の盛り上がりが一転、公開するや否や評価が大きく割れた問題作、『プロメテウス』を新しく入った39型テレビのこけら落としとして(?)鑑賞。 いまや巨匠になってしまったリドリー・スコットの堂々たる映像は素晴らしく、エイリアンシリーズの前日譚と…
あの『火星のプリンセス』がついに、というかまさかの映画化!『スカイキャプテン・ワールド・オブ・トゥモロー』のケリー・コンランが監督に、と聞いたのはかなり以前の話だったが、最終的には『ファインディング・ニモ』や『WALL-E』を手がけたアンドリュ…
ということで、どうダイエットしたかをメモ。 なにはなくともまずは基礎代謝を調べる。自分の場合はだいたい一日あたりの消費カロリーを2800kcalと計算 一日に摂るカロリーを計算する まず朝食 ごはんは少なめ120g(200kcal) 納豆1/3パック(20kcal) もずく1パ…
5月から続けたダイエットも10月を持って終了。結果15kg痩せました。
なんとびっくり、『カジノ・ロワイヤル』『慰めの報酬』に続く新生ボンドシリーズと思われた本作、実はこれまでの「新人スパイ、ダブルオーセブン」のストーリーをまたドブに捨て、「引退寸前のスパイ、ジェームズ・ボンド」の死と再生を描くまったくの別路…
冴えない主人公がふとしたはずみでサーカスじみたフリークスの集団に拾われ、彼らと一緒に奇想天外な冒険を繰り広げるバットトリップした童話みたいなお話。と書くと、テリー・ギリアムの最近作『Dr.パルナサスの鏡』と同じじゃん!と思ってしまうが、期せず…
CEOはァ〜気楽な稼業とォ〜来たもォんだ♪(歌:植木等) C調ヒーロー映画とも言うべき新たなジャンルを拓いたあの『アイアンマン』の続編。あいかわらず自分にしか興味がない主人公トニー・スタークが突然世界平和に目覚めるが、そのおかげでいろいろ要らん…
実録スポーツもの、というとだいたい名選手かせいぜい名監督の知られざるなんとか、とか人間○○の真実、とかいうパターンがここんとこの定番だが、ここに来て「人間」ではなく「システム」を描く実録スポーツ映画が登場した。それが本作。 ここで描かれるのは…
掛川に行ってきましたよ。花鳥園で大小のトリと戯れてまいりました。寝たきりだった親父が死んでから旅行に出られるようになったのは、良かったのか悪かったのか。
ノーラン版バットマン3部作の最終作。いかにも「これでシリーズは終わりです」的な雰囲気が全編から漂っており、正直、単品の映画としては評価が難しい。 前作から4年後に公開された続編で、作中では8年経っているという設定だが実質、次の年だとしても繋が…
そつがない。このクラスの超大作にして、ちょっと考えられない高いレベルでそつがない。あの宣伝に見合うほどじゃないけど、面白いし、脚本も演出もちゃんとしてる。もともとのアメコミが持ってるバカバカしさもクールに自覚して、慎重な手つきでバカっぽい…
いやーブンブンサテライツいいじゃんの5巻。 キャラクターのすれ違いが生むドラマを主軸に据えても、リディやジンネマンなどの常識人がドラマの中心で踏ん張っちゃうので富野っぽくならない*1あたり、やはりUCはガンダムとは違う話なんだなー、と強く思わせ…
また3kg痩せました(報告)。そろそろ代謝が均衡して減らなくなった感。
世界中のオッサンを子供に変えた、コナンくんもびっくりの脅威の若返りムービー。ご他聞にもれず自分も開始5分ですっかり童心に帰っておりました。 もうワンダバの満漢全席としかいいようのない長大な発進シーケンスを物語背景を説明しつつこなし、太平洋に…
4話。たしかこのエピソード、UCアニメ化の際に「ダカール編はカットします」っつってた気がするがコンパクトな内容に縮小したものの無事映像化。景気悪いこのご時勢にええ話や。この改変もあって主人公の聖人君子化が進んだ関係で、戦場における主人公の場違…
ダイエットの甲斐あって(?)10キロほど痩せました。(事後報告)
初クリストファー・プリースト。手に取った理由はそのタイトルと、どう見ても火星のトライポッドにしか見えない表紙絵のせいだが、というあたりで想像されるとおり、本作はH.G.ウェルズの『タイム・マシン』と『宇宙戦争』のテクニカルな融合作品となってい…
毎日暑いですね(時候のあいさつ)。
アラフィフのおっさんひしめく横浜はブルク13で先行上映を見てきたわけですが、実はTV版も4話くらいを飛び飛びでしか見てないという体たらく。んまぁ、キムタク版と同じで基本は原作と同じなので、あとはもう「何を残して何を変えたのか」をメインに鑑賞。 …
トム・クルーズが滅びた地球をひとり探索するサスペンス、んで監督はあの微妙だった『トロン:レガシー』の人、という事前情報だけで観てきたんですが。 いやー、この映画、ものすごく多くの「文脈」に乗ってるので、ネタバレなしで感想書くのは難しい、とい…
で、上記日高氏の本のネタ本でもある本書。ゲーム人工知能で有名なmiyayou氏からもオススメがあり、確かに当時としては斬新な考え方で、たぶん、「カント哲学の自然科学(動物行動学)への応用」という文脈からも様々なジャンルに影響を与えた考え方だと思わ…
本邦の動物行動学の第一人者であった日高敏隆氏が、「動物にはこの世界がどう認識されているか」というおよそ答えが出ないと思われる難しいテーマを平易で丁寧な文章と豊富な実例で読者に紹介する入門エッセイ。 本書を手にしたのはたしか、ドラゴンなどの架…
徐々に平常運転…というか、自分が大作ゲームを立案しディレクションする可能性はこの先ほぼゼロであることを納得するというか忘れないようにする日々を送っております。…んまぁ、大作はね。
CMで気になったのでほとんど情報を仕入れず突撃。2時間50分!もあると知らなかったので品川で終電コース。 タイトルを直訳すると「雲の地図」だが、その題名どおり、なんというか、つかみどころのない映画だ。 テーマらしきものは言語化されない形で、ただ同…
えー、なんとか生きております。やっと映画とか本とかゲームとかやる気になってきましたよ。