2008-09-01から1ヶ月間の記事一覧

私のこだわり人物伝 伊丹十三(4) 日本映画を挑発した確信犯

テレビつけたらたまたまやってた。 最近口癖のよーに、「推理小説において松本清張が、SFにおいて小松左京が、アメコミにおいてアラン・ムーアがやってのけたよーなことがやりたい」っつってたけど、これってそのまま「邦画において伊丹十三がやってのけたこ…

バットマン・キリングジョーク

表題作を読了。 なるほど、こいつぁ映画『ダークナイト』版ジョーカーのオリジンかも知れん。バットマン=ブルース・ウェインについてはまったく掘り下げられていないところも同様。 ムーア版ジョーカーには、明確な出自が与えられている。彼は元々売れない…

日経ビジネスアソシエの山田太一発言

ぜんぜん知らなかったが、すでに俺の言ったよーなこと*1は、山田太一がとっくの昔に言ってたよ。 http://www.j-cast.com/2008/02/17016615.html むやみやたらに「努力さえすりゃ何でもできる」、っつーゴタクは、資本主義における「歯車に注す潤滑油」であっ…

うちあげ

今年一本目の製品の打ち上げ。と言っても、かかわった製品が世に出るのは今年3本目だったりする。 でもどー考えても数より質だよな…。

クローバーフィールド

なんと予算が3000万$弱だとか。なんとも低予算で売り抜けた、ワンアイディア怪獣映画。 9.11以来一変してしまったアメリカ人の世界観を直球で料理したオリバー・ストーンの『ワールド・トレード・センター』、ポール・グリーングラスの『ユナイテッド93』と…

ノーカントリー

『No Country for Old Men』が原題。直訳するなら「ジジィには国はない」だろうか。 題名通り、トミー・リー・ジョーンズ扮する初老の保安官が、ひたすらぼやく。80年代が舞台だが、「わしゃ、最近の犯罪はワケわからんよ」という彼の嘆きは明らかに現代人…

トップをねらえ! 合体劇場版Ver.

『トップ』は以前一巻だけ観て、勝手に「もう観なくていいやぁ」と思ってたのが、トップ2にあわせて編集された劇場版がある、ってことで気を取り直してレンタル。 やっぱ前半部はツライ。中盤も、コーチが死ぬとかどーとかって「あー、そーいやこれって『エ…

すっかりびでおのひと

会社の昼休みくらいしかヒマな時間がねーなー。というわけでリサイクルその2。 どっちかっつーと昼休み以外はぜんぜん頭使うよーな仕事が無い、ってことのほうが問題か。泣ける。

不景気と無気力の「負のスパイラル」

消費しない20代が日本を滅ぼす!? http://diamond.jp/series/nippon/10021/ ちょっと前に話題になったアレ。 竹中さん、お前もか! と思わず口走りそうになったが、コメディアンはともかく、竹中氏は経済学者なわけで、経済的な施策以外ではそのへんのオッサ…

それで『火星のプリンセス』はどーなった?

『スカイキャプテン』のケリー・コンラン監督の次回作!と喧伝されたのもいまは昔。去年あたりから、ディズニーがやるとかピクサーが作り始めたとかうわさが出てましたが。 John Carter Of Mars Update http://screenrant.com/john-carter-mars-update-niall…

王宮のささやき

お世辞にもプレイバランスがいいとはいえない、場合によっては相当ストレスフルなカードゲーム。 ターン開始時の王カードが「女中無効」だったりすると、完全にプレイヤー間だけでカードが回るようになり、ゲームがババ抜きの様相を呈してきたりとか、いちい…

ふむう

アメコミに造詣の深いボドゲ部長から『バットマン:キリングジョーク』をお借りしたり。なるほど、「狂気の男ジョーカー」のその「狂気」をどう解釈するか、が歴代バットマンクリエイターの課題なわけか。

ダークナイト

なんという暗黒映画*1。これは、「悪」についての映画だ。 現代における悪とはなにか? 前作『バットマン・ビギンズ』で渡辺謙のへなちょこな悪役を出してしまったノーラン監督は、その反省からか今回、「正義」を描くことを放棄し、徹底して悪の側に寄り添…

えんうぇあーいずざばっとまん

会社で書いた日記をリサイクル。こりゃ楽ちん。そういや、はじめて平和島で映画観たよ。ガッラガラ。