2006-05-01から1ヶ月間の記事一覧

おすぎしじょうさいこうけっさく

世の書評コーナーをよく見ると、じつは書評って「書評家」が書いているわけではないことがわかる。エッセイストだったり作家だったりはまだいいほう、精神科医とか大学教授とかになると完全に片手間だ。 映画だってそう。「映画評論家」以外の映画評のほうが…

日本の近代14 メディアと権力

「悪徳メディア」の元祖たる「万朝報」関係をおっかけてるのだが、焼き討ちだの刃傷沙汰だの、まぁ凄まじい時代ですな。ラジオ登場まではリアルタイムに民衆に密着したメディアは新聞しかなかったものだから、その影響力たるやいまのテレビを遥かに陵駕し、…

テレビゲームと子どもの心 子どもたちは凶暴化していくのか?

最近一部で話題の「CERO」。その理事の書いた本。装丁がスゴい。 http://www.amazon.co.jp/gp/product/images/4895954633/ref=dp_image_text_0/249-3469377-5665912?%5Fencoding=UTF8 で。 実はスゴいのは装丁だけで、中身は至極穏当な本。結論からすると、…

ソロプレイ感

ソロプレイ感とお仕事感と。 http://d.hatena.ne.jp/Bunkei/20060521#p2 「シングルプレイ感」がどーこー、は俺もよく言うのでちょっと反応。「お仕事感」はほとんどプレイヤーの問題だと思うのでスルーで。 ほぼ完全に相互干渉がない『レーシングロボット』…

マンハッタン

久しぶりにボドゲ。ちょい重めがいい、ってことでこいつを3人プレイで。典型的な2人が洗面器のパターンで、さくっと漁夫の利を得て辛勝。 洗面器ゲーはこれや『ハッピードッグ』のような、プレイヤー次第でいくらでも続けられるゲームより、『ダイヤモンド…

ばたんきゅ

久しぶりに最前線で動いたんで、疲れで寝込んでおりました。つーかアレか、計画ナシでスタートするプロジェクトのリーダーにゃ殺人許可証でも出てんのか!?

OK?ひきこもりOK!

斎藤環とマトモに渡り合ったのは宮台真司だけか…。そーゆー意味では、対談集として半分くらい失敗している。VS東浩紀*1が特にヤバイ。相手が勝手に持論を展開するのを、うまく対談テーマに繋げられていないので、ほとんど何らの論議も深められてない。 その…

おんどりゃ〜

つーか未来の文学第二期はいつ配本なんだ。

亡国のイージス

再見。ホント普通の日本映画だなぁ、いいところも悪いところも。ヴォネガットだかの言葉で「<説明>か<ストーリーの進行>以外は書くな!」ってのがあったが、どっちともつかないシーン、カットが多すぎ。 例えば最初にイージス艦を見せるシーンはただ音楽…

おかねなんかちょっとで

表題は例のクマ。これほど経済観念の発達したクマは人間にも珍しいと思う。 で。 いま価格と言えばPS3、PS3と言えば価格なわけで。かりにもクタともあろうオヤジが何も考えずに現行機の3倍吹っかけて来るわけもなかろう、という前提で考えるなら、これはも…

日本の近代14 メディアと権力

これを捜してたんだ。日本でも『ワグ・ザ・ドッグ』は演じられたし、マイケル・ムーアもいた、ということがよく分かる。

OK?ひきこもりOK!

斎藤環の対談集。対談のテーマがひきこもりから脱線しまくる宮台真司との対談が面白い。 言葉が与えられたことで、「パラサイト」→「ひきこもり」→「ニート」を渡り歩いている(が、本人は変わっていない)場合もありそうだ。と言っても、「ニート」がもっと…

あーあーあー

こないだ観た『12人の優しい日本人』、実はちょうど1年前のGWに『十二人の怒れる男』を観てた。げ。

自来也忍法帖

読了。忍法は多いが、山風にしては出来が良くない部類に入るだろう。 そして大トリックはホントーに『神変八咫烏』と同じネタだった。初出はどっちが先なのか、すごい気になる。

きんだん

ゲーム遊んでないなー、ボードゲームも随分やってない気がする…。 『ポセイドン』が記録的大コケだそうで。これからしばらく、ワーナーでペーターゼンを見ることはないんじゃなかろうか…。

12人の優しい日本人

もとネタ同様、脚本と役者がすべて。その脚本はコテコテの三谷節で俺にはちょっと脂っこ過ぎ。三谷ファンらしいかみさんは喜んでた。 ここまで換骨奪胎されていると、興味のほとんどはキャラクターに向かわざるをえないが、さすがにキャラ立ちは素晴らしい。…

むふん

なんか会社にいると普通にイタい発言が多いなぁ最近。なんでだ。

自来也忍法帖

山風のタガが外れたナンセンスはなかなか楽しめるが、角田喜久雄の『神変八咫烏』になんだかすごく似ている。八咫烏が自来也になっただけか? 山風は角田喜久雄と経歴が似通っている(推理→伝奇)上、直接にも親交が篤かったそうだが、実は作品においても弟…

バットマン ビギンズ

映像的に、またキャラクター的にケレンを持たない監督に、アメコミ原作なんざ撮らせてはダメ*1ですな。まったく面白くないこともないが、なにもかも違う気がする。やっぱり、ダーレン・アロノフスキーに撮らせるべきだった。ペーターゼンは『スーパーマンVS…

しょぼぼん

図書館で新聞史、近代日本史、メディア論などを漁りまくる休日。そして初びっくりドンキー。300グラムって結構多いな…。

おじゃる丸 約束の夏

いまごろ観たよ! 10分番組を50分に普通に引き伸ばすとこうなる、という好例。繰り返しのバリエーションを見せ、音楽でシーンを持たせる。観客の涙を絞ろうとする大地演出は(いまだに)好きになれないが、今回の映画はギリギリ許容できるレベルだった。…

そして誰もいなくなった

読了。本格じゃなくてサスペンスだった。最初に死んだやつが実は死んでなくて…なトリックだと踏んでたがハズレ。

なんとか

なんとか一週間乗り切った。あと8週くらいか?

たけぇよ

PS3は6万3千円(税込)か…。つーか360と価格帯違うじゃんね。ネオジオ並?

ブロックス デュオ

「勝てないから面白くない」に違いない、とゆーわけで苦手なコイツを遊んでみる。やっぱ勝てない。でも少し分かってきたかも。まだ面白くはない。

そして誰もいなくなった

やっぱ見立て殺人の話かも。

ぷちナショナリズム症候群

読了。本文は大雑把にいうと「ぷちナショ現象」「エディプス神話崩壊」「まとめ」に分かれるが、それぞれの関連づけが強引で、これまで読んだ香山リカの作中もっとも説得力がない一冊。こう言ってはなんだが、ナショナリズムを過剰に忌避する姿勢ばかりが目…

チャーリーとチョコレート工場

チョコレート工場を見学する前半部は『ビートルジュース』か『ナイトメア・ビフォア・クリスマス』か、変人キャラがトンデモ世界にぐいぐい引っ張る、なつかしのバートン節。躁病的で意地悪、白塗りのウォンカさんはほとんどジョーカーにも見える。 そして見…

イノセンス

いまどきの映画のクセに、CGとセルの合成にエラい違和感が。質感と、ディティールの量と、フレームレートの点で。特にオープニングのアンドロイド製造シーンがまるまるCGなもんだから、その後アニメの人物が出てくると急にちゃちい感じになる。既にアニメで…

しゅーりょー

明日からみっしりと仕事。てか前の会社では10時出社10時退社の12時間拘束が平常だったんだから、体が楽なのに慣れちまっただけか。