2014-01-01から1年間の記事一覧

川尻善昭ミッドナイトフェス

なんと川尻監督も今年監督30周年!ということで、特に新作のプロモだったりもしないイベントをやる、という話がTwitterで流れてきたのに釣られていそいそと行ってきましたよ。 ご多分に漏れず自分も『妖獣都市』で川尻監督にヤラれ、『獣兵衛忍風帖』で完全…

ももへの手紙

ここ数年、やたら劇場で田舎アニメが量産されてるんですがこれっていつ頃の何に影響されて出てきた筍なんだろう。 で本作もその一本。お父さんが学者でお母さんが喘息持ちの少女が田舎に引っ越してくる、という、ずいぶん真正面からトトロにケンカ売りました…

NO LABOR, NO LIFE.(働かざるもの食うべからず)

というわけで無職を満喫しております。というかこれまで色々後回しにしすぎてそのタスク崩しだけで毎日一日が終わっちゃう。人生も終わっちゃう。

電人ザボーガー

↑で奇しくもノーランについて書いているが、こちらも「往年のヒーローを現代に蘇らせた」リブート企画。もちろんこちらは予算比でたぶん1%か2%くらいの低予算映画なので画的な密度は期待できないが、その分、リブート企画において何が重要で何が重要でない…

マン・オブ・スティール

なにやら入り組んだメタ表現満載で微妙なデキだった『スーパーマン・リターンズ』*1を(例によって)なかったことにし、ノーランプロデュースのザック・スナイダー監督、という上手くハマればお互いの欠点を帳消しにした素晴らしい新生スーパーマンが爆誕する…

天元突破グレンラガン 螺巌篇

ナポレオン・ヒル「思考は現実化するッッッ!!!!!!(螺旋力によって)」。

コンテイジョン

ソダーバーグが引退前に監督した、現代版ウィルスパニック映画。『復活の日』から『アンドロメダ病原体』、『アウトブレイク』などの系譜だが、時代が下るに従って、映画で扱われるスケールはより小さくなる傾向があるような。これは、ITなどの影響で世界が…

鋼の男(33歳・無職)

有休の消化を映画の消化などに充てております。なんか俺にやらせたいことがある人は、今月中に言ってもらうとホイホイやるかも。

ソラリスの陽のもとに

『ディアスポラ』のじゅうたん生物のことを考えていたら無性に読みたくなったので20年位ぶりに再読。映画版ともあいまって断片的な記憶しかなく、大雑把に言って「宇宙ステーションでひたすら妻の亡霊にさいなまされる話」くらいに思っていたら、再読して、…

日本SF展 SFの国

ちょっと前に世田谷文学館でやっていたので。ということで、世田谷つながりなのかどうか、星新一、小松左京、手塚治虫、真鍋博に大伴昌司、という、よく言えばバラエティに富んだ、わるく言えば闇鍋的なメンツを並べて日本SF史を俯瞰しよう!というなかなか…

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー

またしてもマーベルのアメコミが原作。…とは言うものの、まったく聞いたことがないタイトルに、まったく見たことがない役者、清清しいほどまったく現代社会と接点のない世界、とまぁ、言ってしまえば「絶対にヒットしないタイプの映画」がなぜか大ヒット! …

ディアスポラ

ひさびさのグレッグ・イーガン。これまでの奇天烈きわまるイーガン作品と違い、今回は未来で宇宙で人類の進化で世界の危機でファーストコンタクトで、というある意味ジャンルSFの王道というかパロディ的なモチーフを扱っている。そしてタイトルが『ディアス…

すーぱーくらーくたいせん(全滅エンド風味)

気がつけばけっこう長居してたプロジェクトもそろそろおしまい。シリアスゲームの仕事とかゲームデザインの仕事とかプロジェクトマネジメントの仕事とかのお声がけを超募集しております超。順番は食いつきのいい順です。

アナと雪の女王

CGアニメの最先端を走るディズニー/ピクサーだけに、めんどくさい雪のパーティクルもクロスシミュレーションも何でもござれ!というサーバー至上主義的な暴力的パワーに溢れたミュージカル。 その迸るパワーは他を圧倒する画質や大ヒットした音楽にとどまら…

オール・ユー・ニード・イズ・キル

日本のラノベがハリウッド映画に!という触れ込みだが原作は未読。「動物化するポストモダン2」で東浩紀が絶賛してたヤツだっけ?という程度の認識で観た。 いきなりネタバレだが本作、鑑賞後の残り方がトムの前作『オブリビオン』を観たときの感想*1に非っ…

エリジウム

うーん、けっこう期待してたんだけど、ちょっと残念な大作SF。昨今のハリウッドのオリジナルSF大作、オブリビオンやクラウド・アトラス、そしてもちろんパシフィック・リムもそうなんだけど、とにかく最近良く見る「これ、日本のアニメで見たことあるなー」…

ホビット 竜に奪われた王国

けっこう前に観たけど備忘録的に。 前にいた会社で最後くらいに企画した、「超強力なドラゴン一体vs数十人規模の部隊による戦争ゲーム」ってネタで作りたかったビジュアルに非常に近く、「やっぱ自分の方向性は間違ってなかったんや!」と「やっぱ俺の力では…

機動戦士ガンダムUC

ホントはここで終わりのはずだった6巻。だから、という訳でもないだろうが、話の停滞っぷりがハンパない。 やってるのは基本、キャラの立ち位置や伏線などの再確認で、目新しいネタも展開もほぼゼロ。今回一番そのワリを食ったのがメカ戦で、相変わらずゴー…

中年も老いやすく学さらに成りがたし

映画の感想をお蔵だし。『オール・ユー・ニード・イズ・キル』はまた今度。 テキスト書く習慣もなくなるくらいのご無沙汰ですがわたしはげん(日記はここで途切れている)

エンダーのゲーム

オーソン・スコット・カードの処女作にして、たぶん本邦でもっとも有名なカード作品でもある「エンダーのゲーム」の映画化。 カード本人もこの作品にはたいそう思い入れがあるようで、最初の短編をずいぶん経ってから長編化したのみならずシリーズ化、そして…

大脱出

スタさんとシュワが満を持してアクションで競演!つうかポスターがコナミの魂斗羅にしか見えません! ……と、言えれば良かったんだけど、やっぱ遅すぎたね。現役映画人として相変わらず鍛えまくった肉体のスタさんはともかく、特にシュワのおじいちゃんっぷり…

WALL-E

ズルイなぁ。コレはズルイ。心を持ったロボットに、宇宙に、TVゲーム。 こんな監督(脚本も兼任)のオタク心が共振しないわけがない。 無声映画を髣髴させるチェレンジャブルな導入部から、いつものPIXAR印なガチャガチャしたクライマックスまで、映画として…

アニメ業界とゲーム業界の人材交流(目に見える範囲で)

日本のゲーム業界の発展においてアニメ業界からの人材が果たした役割と影響、逆にゲーム業界がアニメ業界に与えた影響(悪影響含む)を整理する意味で、メインスタッフレベルで目に見える交流を書きとめておく試み。単発のゲームキャラクターデザインなどは…

ゼロ・グラビティ

元旦に南町田IMAXで鑑賞。 考えてみれば、アルフォンス・キュアロンは寡作の作家だ。一躍ヒットメーカーに躍り出た『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』以降、『トゥモロー・ワールド』と本作しか監督作がない。もっとも脂の乗った40代において2作品、50…

あけまして

肥えました。早くも4kgのリバウンド。 去年は公私ともに一作も世に出せなかったので、今年は出来る範囲でコンスタントにアウトプットを世に出せるようにしたい所存です。ほんとか。