祝・『赤い光弾ジリオン』30周年!

一時期は人生ほっぽってネットのファン活動に入れ込みまくった『赤い光弾ジリオン』、その放映30周年を記念して、これまで集めた小ネタを紹介する別ブログを立ち上げたのでご興味ある方はそちらもごひいきに。 https://blogs.yahoo.co.jp/zillion_archive_ro…

沈黙 -サイレンス-

マーチン・スコセッシが遠藤周作「沈黙」の映画化を熱望している、という話はずいぶん前からあったらしい。 でもあれを原作にした時点で、どう考えてもウルトラハード拷問映画にならざるをえんよなー、と思っていたのだが、いざ完成して観に行ったら3時間近…

拷問拷問また拷問

インフルで寝込んでましたが復帰しました。寝てるしかなかったので色々考えてましたが熱とともにどっか行っちゃいました。いろいろ末期かも。

この世界の片隅に

作品の制作過程はアニメスタイルの連載で知っていたが、当時はちょっと見るのが辛そうな映画だな、と思って距離を置いていた。 そう思った理由は、原作者こうの史代氏の前作「夕凪の街、桜の国」にある。知識として原爆は知っていても、これほどストレートに…

ジェイソン・ボーン

ジャンルのクラシックだったロバート・ラドラムの原作を現代に蘇らせ、スパイ、アクション映画に革新をもたらし新たなるマスターピースともなったジェイソン・ボーンシリーズ。 新作が出るたび自分も興奮させられてきたが、ボーン・アイデンティティーからボ…

もーあらふぃふ

あけましておめでとうございます(しれっと)。 今年も青色申告がんばってますが、去年の映画感想が賞味期限切れになりそうなので急きょアップ。『沈黙』はまた今度…だけどイッセー尾形だけは見逃すな!

タツノコ四天王の軌跡

昔のアニメ雑誌「月刊OUT」を読んでいたところ、当時人気だった『未来警察ウラシマン』と『装甲騎兵ボトムズ』の演出家座談会という記事が載っていた*1。 そこでウラシマンの真下耕一監督が発した「タツノコのいまのシステムでは、ダグラムやボトムズのよう…

シン・ゴジラ

それほど興味もなかったんですが、公開直後からTwitterのTL上で名うてのうるさ型たちが諸手を挙げて大絶賛状態だったので、情報があれこれ入ってくる前に、ということで8/1の映画の日に川崎で観てきましたよ。 で、たいそう楽しみました。少なくとも現時点で…

コンレボで描かれなかった「ナマモノ」ヒーローとその幻想

アニメ『コンクリート・レボルティオ〜超人幻想〜』を観て、いろいろ妄想が広がってしまったので忘れないうちに。 前回の記事で、あの作品のラスボスになるべきだったのは正力松太郎だったのでは、と書いたが、もし本当に正力がラスボスだったなら、コンレボ…

ロジテックLAN-W301NRの動作不良対処法

検索したら同じ問題に悩まされてる人が結構いたのでここに書いておきます。 ロジテックの無線LANルーター、LAN-W301NRをこれまで使ってきて、頻繁にデータ転送されなくなる不具合が発生していた。電源を入れなおせば治るのだが、あまりに頻繁でとにかくスト…

みんな『巨怪伝』読もうぜー

ちょっと思うところあってブログ増やすかも。増やさないかも。

コンクリート・レボルティオ〜超人幻想〜

『コンクリート・レボルティオ〜超人幻想〜』(以下「コンレボ」)を観た。オリジナルのTVアニメを最後まで観たのは久々なので断言は出来ないが、かなり特殊な作品だったのではないかと思う。以下、かなり複雑な作品なのでネタバレ全開でいきます。基本的な…

過去文献の調べ方

先日、ドラクエに関する考察記事をアップしたが、自分以外の人にもああいう検証記事をいっぱい書いてほしいなぁ…と思っているのでその手法を記しておきます。 「疑問を課題にするには」「なにについて調べるか」「どう調べるか」「どう記事にまとめるか」そ…

たてつづけに

これまでの停滞がウソのように更新しております。たぶんすぐ息切れすると思いますが。

桐島、部活やめるってよ

なんとなくいい評判が伝わっていたのでおっかなびっくりで鑑賞。いやー、これツライわ。特に学生時代、映研、文化部、創作系オタクだった観客は全員容赦なく心に傷を負ったんじゃないかと思う(笑) 原作は未読だが、この作品でクローズアップされているのは…

X-MEN: フューチャー&パスト

なんと、X-MEN3の続編にして、X-MEN: ファースト・ジェネレーションの続編でもあるという凝りに凝った一作。しかもちゃんとそれぞれの役者が再登板しており、中でも、若きプロフェッサーXが未来の自分と邂逅するあたりの、長年続いたシリーズの厚みが生み出…

アベンジャーズ2 エイジ・オブ・ウルトロン

いつもの内ゲバ。なんというか、アベンジャーズは揃わないほうが世界は平和だったんじゃないかとすら思う。 あと、ソーが強すぎるためヤツをどうやって遠ざけておくかに脚本家が頭をひねったことが感じられ、なんかルパンの五ェ門みたいな扱いだと思った。 …

へいじょううんてん

こないだの記事を書くのに使ったログインをtwitterに放流してたら当人たちから反応をいただいてびっくり。すげーぜ21世紀。 それ以外は、まぁ可もなく不可もなく。アニメ『コンクリート・レボルティオ』がなかなか面白かったんですが妄想が広がりすぎなので…

ドラクエは逆境から生まれたゲームなのか

【ゲーム語りの基礎教養:第一回】初代ドラクエはRPGへの逆風の中に生まれた――“ドラクエ以前”の国内RPG史に見る「苦闘」の歴史 http://news.denfaminicogamer.jp/column03/game-gatari01 テレビゲーム黎明のダイナミズムを当事者に聞く「ゲームの企画書」シ…

たまには

映画をいろいろ観たんですが今回はちょっと予定を変更してお送りします。

オデッセイ

こないだの『インターステラー』でいかにもクリストファー・ノーランの好きそーな人間観「いかに有能で優秀な人間であっても希望を捨ててしまったらクズ人間なのだ」を体現したクズ博士を熱演したマット・デイモンがまたも宇宙に取り残されてサバイバル。原…

ぼうきゃくとは

ご無沙汰しております。 なにか色々忘れてるような気がしてましたがそのうちの一つはどうやらココだったようで。 もろもろ解決してないですがこれが日常になってきたのでボチボチ通常モードへ。

文明が衰亡するとき

去年に読んだんですが感想をお蔵だし。これまたフォロワーの方にお勧めいただいた本。文明の衰亡を避けられないものと捉え、そのケーススタディとして古代ローマとヴェネツィアを、その現在進行中の応用例として現代アメリカ*1を論じている。日本についても…

あけてました

ちょっと長期的に解決不能な大きな問題が降ってきたのでもろもろ止まっておりますがともあれ人生は続くのでした。あけましてことよろでございます。 大きな問題は解決不能なのでぼちぼちやり過ごしつつ、実家の整理とかなかなか進まないゲーム小説とかシリア…

トランスポーター

こちらは1から3まで。リュック・ベッソンが製作と脚本で関わってるというあたりで、また海からカメラが上陸してきたぞとか、ニキータに出てきたときのジャン・レノみたいなスーツケースの殺し屋が出てきたりとか、撮影がどうにも黄色っぽいとか、ベッソン好…

ワイルドスピード

故あって1から6まで。最初のB級カーアクションっぽい世界観のまま、どんどん予算が増えファミリーが増え、ってあたりはなんかオーシャンズなんとかとかワンピースとかを連想させる。 しかしこういう、ヤンキー(情に篤いアウトロー)がファミリーをだんだ…

将棋の駒はなぜ40枚か

伝統遊戯のルールの揺らぎについて、例えば将棋会館なんかの果たした役割ってどんなもんかな?とか言ってたところtwitterでフォロワーの方に教えていただいたのがこの本。 タイトルの「なぜ40枚か」部分は早々に明かされ、どちらかというと、将棋という文化…

もうしわすかー

去年に比べてずいぶんラクな仕事をさせてもらってますがこの状況に甘んじてちゃいけないんだろうなぁ。やっぱりちょっとは無理をせんと。 そういえば、はてなブログでちまちまリライトしてたゲームPM小説がうっかり完結してたので、まぁもう色々古いですがご…

インターステラー

最初に宣言しとくと、自分はこの映画があまり好きではない。 いや、こういう逃げっぽい書き方は良くない。はっきり書くと、本作『インターステラー』は「俺の嫌いなタイプのSF」だった。 以下、おかしなドグマに囚われた狭量な原理主義者による戯言だと思っ…

宇宙戦艦ヤマト2199 星巡る方舟

また松本零士か!(正確には違うことになってますが) うーん、映像はそれこそ日本のアニメ最高峰レベルの出来だと思うんだけど、この宇宙ドグラマグラみたいな話ってわざわざヤマトの映画でやるようなもんなのかなぁ…、と思ってしまった。TV版の途中に挟…