ゲーム

ドラクエは逆境から生まれたゲームなのか

【ゲーム語りの基礎教養:第一回】初代ドラクエはRPGへの逆風の中に生まれた――“ドラクエ以前”の国内RPG史に見る「苦闘」の歴史 http://news.denfaminicogamer.jp/column03/game-gatari01 テレビゲーム黎明のダイナミズムを当事者に聞く「ゲームの企画書」シ…

海賊免許

クニツィアの新作が世界同時発売で完全日本語版登場! だそうで。でも別に言葉を使うような部分はない。「完全日本語箱版」と呼ばれていた。 ルールを間違えているのか、終盤の消化試合っぷりがすさまじく、あまり楽しめなかった。やっぱ砲台を積んだ船を2…

ディクシット

絵でやる『アップルtoアップル』みたいなお題頂戴ゲーム。たしかどっかのWebサービスに「ある写真に、みんなが面白いキャプションをつけてランキングする」というのがあったが、アレのゲーム版とも言える。 今回はプレイヤーの年齢的、趣味的偏りのせいか、…

スクイント

カードに書かれた線を組合わせて絵を作る、というのは、普通に絵を描くより敷居が低くていいアプローチかも。といっても、ドロー系のツールで絵を描くのはペイント系のそれとは感覚が違うように、なんか使う脳が違うような気もする。 これ、もうちょっと特徴…

プルンプザック

4歳の娘と。なるほど、自分のようなおっさんになると「最新のカードが覚えられない」が、小さい子供は「古いカードを忘れる」ので、意外とバランスが取れたゲームになる。これ、短期記憶と長期記憶の加齢による影響がそのままゲームバランスを決定する、けっ…

コズミック・エンカウンター

うん、今ごろこんなゲームの日本語版が出るのは、こりゃ明らかに『ドミニオン』のヒットの余波だな。そんなに売れてるのか、『ドミニオン』。 それにしてもずいぶん古いゲームだ。とにかく、ゲームシステムが洗練されておらず、ルールがあちこちに飛んでいて…

ドミニオン:海辺

はやくも邦訳された3作目。海カタンと違い、海といってもプレイフィールドは広がらないので、あんまり想像力の翼が広がるものでもない。 妖怪ババァとか、足を引っ張ることしかできない(かわりに、その負のパワーは強烈)カードが増え、複雑になった、とい…

Batman: Arkham Asylum

なんかあっちではバカ売れだそうで。 『ダークナイト』の大ヒットにあやかって…という企画でもなさそうで、かなりの大作。表現がフォトリアルとコミック風を行ったり来たりするのが面白い。このへん、アメリカじゃなくて欧州ゲーの雰囲気だなぁ、と思ったら…

パンデミック

もうちょっと前だとめっちゃタイムリーなネタ(実際には現在進行中なのだが)だった『パンデミック』を初プレイ。エピデミックカード4枚だと、アウトブレイク2回で収束、勝利。6枚だとあっという間にアウトブレイクの連鎖連鎖で即さようなら。プレイ時の…

ドミニオン

結果的には、効率のゲームだなコレ。盗賊とかでプレイバリエーションをつけようとしてるけど、『サンファン』や『王への請願』の方が洗練されたゲームだったような。 つーかいわゆるTCGって使うスキルがいっつも同じだから、ドイツのボドゲと同じ評価軸だと…

ドミニオン

戦わないTCG、という言い方がもっともしっくりくる。『サンファン』とか『王への請願』とかと同じくデッキを組んだら後はまわすだけ、という多人数シングルプレイっぷりもいかにも。一緒にやったメンバーがやりこんでる人たちだったので、なんか楽しむ間も無…

ドミニオン

ホント日本人はこーゆーゲーム好きだな!

428 封鎖された渋谷で

おまけシナリオまでクリア。面白かった。志の高さ、気宇壮大さっぷりは『街』に遥かに及ばないが、一般人にもわかるエンターテイメントとしてここまで練り上げた、そのチャレンジ精神とこのすばらしい完成度に頭が下がる。 ストーリー的には、「渋谷壊滅」の…

428 封鎖された渋谷で

なんと本体ごと借りまして。なんかどっちかというと感染列島のほうだった。 それはともかく。 システムやインターフェース、演出が洗練されてはいるが、これってまさしく『街』の再来だなー。 とはいえ、文系の力押しが唯一無二のカオティックな面白さを生ん…

サンファン

サンファン面白いよサンファン。ものすげー久々。 あまりカード効率にこだわらずにのびのび遊んだ。やっぱ多人数ゲームって、「誰と」「どんな」ゲームをするか、が重要だと再認識。 逆に、ゲーム内容を考える際に、特定の関係性を持つ相手(恋人とか兄弟と…

メイクンブレイク ミニ

二人しか人数がいなかったので、なんとかルールを捏造してプレイ。持ち時間の基準を1分とし、付属のサイコロを振って出た目(1〜3)に15秒をかけてプラス、それを時計で計測する、というもの。 結構実力が伯仲して、ほとんどダイス運か、色を間違える凡…

カルカソンヌ・メイフラワー

古巣の某社の人たちと。こっちゃーこの歳でまったくの無名人だから、素性は割れてないっぽい。 ゲームはルールを聞いて想像したとおり、かなりヒキに影響されまくる展開。とにかく測量師コマ×2の列(通称フィーバーライン)でいかに得点できるか、というか…

プルンプザック

これもひさびさ。ぜんぜん覚えてなくてインストがグダグダんなった。とにかく「最後に更新された一枚」が覚えられず、途中からはそれだけ覚える作戦に変更。これ、強い人はホント強いよなー。絵と概念とどちらで覚えるのが有利なんだろう。それともそれは個…

カタン

超ひさびさにカタン。もう何もかも忘れたよ。 レンガが3・11・12だけ、というかなり終わった配置で、初期配置で港を抑えた人がそのまま勝利。これほど動かないカタンははじめてかも。

ブロックス

なんとこのゲーム初勝利!第三部完! …まぁ、一緒にやった人たちは初心者ばかりだったわけですが(どう考えても俺が一番プレイ経験が多い)。 うまい人のプレイを横で見てて思ったけど、無理して他人と場所を競り合うより、カチ合う場所を譲ることで当面の敵…

王宮のささやき

お世辞にもプレイバランスがいいとはいえない、場合によっては相当ストレスフルなカードゲーム。 ターン開始時の王カードが「女中無効」だったりすると、完全にプレイヤー間だけでカードが回るようになり、ゲームがババ抜きの様相を呈してきたりとか、いちい…

ビッグポイント

これは素晴らしい! タイル各色の得点が毎回動的に変化するシステムに痺れた。 一見クラマー風で、実はそうでもない、クニツィアともまた違った数学的なゲーム。ひたすら数手先の組み立てを考えさせ、そこが他プレイヤーの意表をつくプレイで崩されるとこな…

シチリアノス

マフィアのマネーロンダリングを題材としたカードゲーム。マフィア好きだな、ドイツ人。 各プレイヤーが手持ちのリソース(鉄砲玉)を他プレイヤーと常に比較しながら進めていくのが新鮮。 カードの取得がかなりの部分、運で左右されるが、結局は皆がある程…

おさわり探偵 小沢里奈

終了。ちーちゃんは京極でいうところの榎木津的な使い方を最後にしてくるに違いない! と思ったが、別にそんなこともなく、最後はちょっと盛り上がり切れず。というか、3話の逸脱っぷりに霞んだというか。 ラストを解題で〆たのは上手いなぁ。まさかそんな…

ペンギンパーティ

こちらも非常にシンプル&軽快テンポのカードゲーム。 自滅覚悟なら相当早い段階で仕掛けることもでき、場合によっては数分で決着がつく展開の幅が魅力。2人、3人、4人以上のそれぞれでぜんぜん違うゲームになりそう。

ケルティス

無冠の帝王クニツィアがその名を返上した、今年度のドイツゲーム大賞受賞作。 比較的シンプルなゲームながら、いかにもクニツィア的なシステムが濃縮されまくり、どこを切ってもクニツィア印の濃厚ジレンマゲー。並列『勝利への道』ともいえるかも。 特筆す…

おさわり探偵 小沢里奈

3話まで。まなみが空飛んだとき、素で「やりやがったよ…!」と口走ってしまったのは秘密。 おまけシナリオって、もしかして各シナリオ終了後しかできない? そのためだけにもっかいプレイするのはキツイ…。

おさわり探偵 小沢里奈

今ごろやっとさプレイ。 むむ、2Dのゲームだとばかり思ってたが、キャラはプリレンダリングなのか…。 「モグリか!?」「うん…モグリ…。」とか、「そうきたか。」「うん…そうきた…。」とかで不覚にも吹いてしまった。妙に衒学的だったり、ナチュラルにヤヴ…

GTA IV

ちょろっと遊ばしてもらいまして。質・量ともにダンチだけど、やっぱ進化ではないなー。マルチプレイは違うのかも知れんけど。同じプラットフォームで出たということで、これでRockstar NorthとRealtime Worldsの差が明確に見えた気がする。

サンファン、ラッツィア、カルカソンヌ、カタン

しばらくプレイしてなかった、過去の定番ゲームをちょぼちょぼと。 うーん、やっぱ敷居の低さと戦略性の高さを両立させた『カルカソンヌ』は、ここ10年を代表する傑作だと思う。その前の10年の傑作である『カタン』が、かなり敷居が高いだけに。 もう少…