2008-01-01から1年間の記事一覧
表題作を読了。 なるほど、こいつぁ映画『ダークナイト』版ジョーカーのオリジンかも知れん。バットマン=ブルース・ウェインについてはまったく掘り下げられていないところも同様。 ムーア版ジョーカーには、明確な出自が与えられている。彼は元々売れない…
ぜんぜん知らなかったが、すでに俺の言ったよーなこと*1は、山田太一がとっくの昔に言ってたよ。 http://www.j-cast.com/2008/02/17016615.html むやみやたらに「努力さえすりゃ何でもできる」、っつーゴタクは、資本主義における「歯車に注す潤滑油」であっ…
今年一本目の製品の打ち上げ。と言っても、かかわった製品が世に出るのは今年3本目だったりする。 でもどー考えても数より質だよな…。
なんと予算が3000万$弱だとか。なんとも低予算で売り抜けた、ワンアイディア怪獣映画。 9.11以来一変してしまったアメリカ人の世界観を直球で料理したオリバー・ストーンの『ワールド・トレード・センター』、ポール・グリーングラスの『ユナイテッド93』と…
『No Country for Old Men』が原題。直訳するなら「ジジィには国はない」だろうか。 題名通り、トミー・リー・ジョーンズ扮する初老の保安官が、ひたすらぼやく。80年代が舞台だが、「わしゃ、最近の犯罪はワケわからんよ」という彼の嘆きは明らかに現代人…
『トップ』は以前一巻だけ観て、勝手に「もう観なくていいやぁ」と思ってたのが、トップ2にあわせて編集された劇場版がある、ってことで気を取り直してレンタル。 やっぱ前半部はツライ。中盤も、コーチが死ぬとかどーとかって「あー、そーいやこれって『エ…
会社の昼休みくらいしかヒマな時間がねーなー。というわけでリサイクルその2。 どっちかっつーと昼休み以外はぜんぜん頭使うよーな仕事が無い、ってことのほうが問題か。泣ける。
消費しない20代が日本を滅ぼす!? http://diamond.jp/series/nippon/10021/ ちょっと前に話題になったアレ。 竹中さん、お前もか! と思わず口走りそうになったが、コメディアンはともかく、竹中氏は経済学者なわけで、経済的な施策以外ではそのへんのオッサ…
『スカイキャプテン』のケリー・コンラン監督の次回作!と喧伝されたのもいまは昔。去年あたりから、ディズニーがやるとかピクサーが作り始めたとかうわさが出てましたが。 John Carter Of Mars Update http://screenrant.com/john-carter-mars-update-niall…
お世辞にもプレイバランスがいいとはいえない、場合によっては相当ストレスフルなカードゲーム。 ターン開始時の王カードが「女中無効」だったりすると、完全にプレイヤー間だけでカードが回るようになり、ゲームがババ抜きの様相を呈してきたりとか、いちい…
アメコミに造詣の深いボドゲ部長から『バットマン:キリングジョーク』をお借りしたり。なるほど、「狂気の男ジョーカー」のその「狂気」をどう解釈するか、が歴代バットマンクリエイターの課題なわけか。
なんという暗黒映画*1。これは、「悪」についての映画だ。 現代における悪とはなにか? 前作『バットマン・ビギンズ』で渡辺謙のへなちょこな悪役を出してしまったノーラン監督は、その反省からか今回、「正義」を描くことを放棄し、徹底して悪の側に寄り添…
会社で書いた日記をリサイクル。こりゃ楽ちん。そういや、はじめて平和島で映画観たよ。ガッラガラ。
うーん。これって、特定ジャンルの特定の作品の構造を分析する本、なのね。 清涼院流水を発掘してきたのは卓見だと思うし、ラノベと(腐女子ファンも多い)新本格とを結ぶ結節点としているのはいいが、なぜかこの本、ラノベと純文、ラノベとエロゲー間の接近…
これは素晴らしい! タイル各色の得点が毎回動的に変化するシステムに痺れた。 一見クラマー風で、実はそうでもない、クニツィアともまた違った数学的なゲーム。ひたすら数手先の組み立てを考えさせ、そこが他プレイヤーの意表をつくプレイで崩されるとこな…
最近、日経ビジネスオンラインをよく見てる気がする。 ■今日から始める「敗者復活」 “アンチ天才”のボトムズ流仕事術・2 4:「大企業に入れば勝ち」か? http://business.nikkeibp.co.jp/article/person/20080822/168593/ インタビュワーがヤバイ。精神的に…
いまさらながら『ダークナイト』観たい。ブライアン・シンガーが次のスーパーマンでやろうとしてたことが、既にやられてるっぽい。つーか「闇の騎士」っつータイトルのバットマンと、「鋼鉄の男」っつータイトルのスーパーマンが、ともに似たよーなアプロー…
RPG嫌いのADV好きからすると、ある種、世間の反応をニヤニヤ眺めるだけで大層楽しめる。 ただ、片方の極端を映像コンテンツ、もう片方の極端を遊園地とすると、遊園地的「プライスレス(笑)な"体験"」にプライスタグをつけたということで、「俺の"真実の瞬…
今年何回目かの夏休み。こんなに会社休んだのは初めてかも。なにかのフラグが立った気もする。
マフィアのマネーロンダリングを題材としたカードゲーム。マフィア好きだな、ドイツ人。 各プレイヤーが手持ちのリソース(鉄砲玉)を他プレイヤーと常に比較しながら進めていくのが新鮮。 カードの取得がかなりの部分、運で左右されるが、結局は皆がある程…
こないだ借りて読んだ『コトラーのマーケティング講義』がなかなか興味深かったので、体系的に書かれてるらしいこっちも。 結論(まだ読み中なのに)。 ヒラが読む本ではない。「戦略的」の「戦略」ってのは、ホントに企業の経営戦略のことなので、経営に直…
刺されたクギが五寸くらいあって死ぬかと。 つってもこのテの過剰なストレスに慣れてしまってる自分が怖い。
娘がチャンネルをガチャガチャやってたらこんなのが。カテゴリ[テレビ]を新設する事態。 内容は、相次ぐ通り魔事件に共通するキーワード「誰でもよかった」を各パネラーが分析してみせる1時間。 面子は、いまいち印象に残らない吉岡忍(ノンフィクション作…
お盆休み終了。娘とたくさん遊んだ。山下公園で氷川丸を見てきたが、『タイタニック』っつーか、まんま『黄金の羅針盤』(ライラとかいうのじゃなくてゲームのほう)の世界だった。やたら狭い閉鎖空間が多く、また、めちゃくちゃ垂直方向の動線が多いので、…
というわけでヤマダのポイントを全額突っ込んで購入。長年川尻ファンをやってきたつもりだが、この手の研究本が出るのは初では。 感想。 ロングインタビューが面白い。基本的には知ってる話が多いが、山田風太郎へのストレートな偏愛ぷりっとか、やっぱり本…
スタッフについてどーこー言うことそのものがオタクの証だと思うんだ。
ほとんどの監督が擬似ドキュメンタリーとして自国の子供たちを撮っているのに対し、ハリウッドの売れっ子監督リドリー・スコットとジョン・ウーだけが、子役を使って嘘っぱちなドラマを撮っているのが面白い。リドリー・スコットは実娘、ジョーダン・スコッ…
風車ガンダムのパイロットじゃないほうのポール・バーホーベンの、ハリウッドを去って本国オランダに復帰しての第一作。 戦時中のレジスタンス(の内紛)を描いているという点で、クストリッツァの『アンダーグラウンド』に似た設定だが、どちらかっつーと、…
1巻のみレンタル。 こりゃヒデェ。高橋良輔、完全に終わってたんだな…。今回、脚本が吉川惣司で(ていうか野崎透でないことが重要)演出しだいではなんとか見られなくもない脚本だっただけに、演出力の無さには心底がっかりさせられた。予算が無いのか、CG…
川尻版ハイランダー、1ヶ月持たずに上映打ち切り(涙)。前作『D』よりヒデェ。結局、日本で観たのって2000人くらい? 絵柄さえ日本人に受け入れられれば、もっと話題になると思うんだが…。やっぱ川尻監督本人がキャラデザしたほうが。 それはともかく、中…