DVDボックスの特典映像を観直してみると、バンダイビジュアルとアミューズでずいぶん作品への接し方が違うのに驚かされた。 もっとも特徴的なのが予告編の作り方で、バンダイビジュアルが「いいキャラクターが出ます、ロボットいっぱい出ます、熱血です、レ…

はじめて観た。八千草薫のミス・マープルは森光子のジェシカおばさんのよう。クリスティにしてはなんの引っ掛けもなく、状況証拠だけで犯人が特定でき（犯人が分かれば自動的にトリックも分かる）てしまう構成は拍子抜け。原作は短編か？ 名探偵コナンよりは…

最終回。また「罪と罰」ですよ。今川監督はホントに『罪と罰』がお好きなようで。面白かったけど、演出家として以外の今川監督の才能に疑問符がついたシリーズだと思う。 二話に続いてまた若本規夫がオイシイ役をやってますな。村雨が武器を手に取るあたり、…

微妙だ……。今回も謎解き篇だが、Gロボ化もここに極まれり。いや、TVアニメとしては並外れたテンションだとは思うんだけど、なんつーかテーマも演出も同じだと５年間何をやってたのかと。 来週は最終回！ パターンでもなんでもいいので、醒めさせないでくれよ…

二人四役かよ！！ さすがにそれは分からんかった。お前らエラリィ・クイーンとバーナビー・ロスか。だからあんなにニコポンの正体がバレバレで、クロロホルムの立ち位置がワケワカメだったのかー。 今回あまりにもＧロボと同じセリフが出すぎ（「これは必要…

最近出来に波がありすぎな鉄人、今回は謎解き編というか総集編というか、２０分間テンションがまったくとぎれなくて良かった。細かいところは矛盾があるような気もするが、放映初期のようなダークな雰囲気と大仰な演出、分かっていても面白いプロットが復活…

結局黒部ネタは一体なんだったんだろーか。プロジェクトＸネタをやりたかっただけか？ なんか最近、作劇とは関係なく、無意味にロボットを出してるような不自然さを感じる。これならまだ初期の方が脚本のレベルが高い分だけ楽しめた。 鉄人内に禁断のエネル…

おや？ なんかまたテンションが下がってきたよ。ていうか話がまた迷走し始めた。あれだけ盛り上げたあと、次にロボット版『黒部の太陽』を視聴者が観たいと思ってるかどうかくらい、このスタッフは分からないはずはないんだがなぁ。 今川脚本のコメディ部分…

もうすでにニコポンの正体がどーこー、とかゆー話は実はどーでもいーようで。今回はまた面白かった。一話の中にギャグありメカあり伏線ありテーマありの大盤振る舞い。 今回も今川脚本・コンテなので、客が見たい！ と思ってる（であろう）シーンを惜しげも…

どひー、ほんとに、ほんとーに敷島博士がすべての黒幕、とゆー展開になりそうな。少なくとも作中人物ですべての事情を知っているのは敷島しかいない状況なのは間違いない。 回想シーンの不乱拳、金田、ドラグネット３博士の会話にえらいデジャヴを感じてみた…

敷島博士は今後も出てくるようでひと安心（？）。今回もすんばらしーテンションの高さで見せてくれる。「正太郎はここにいます！」はベタだがウマイなぁ。 むちゃくちゃＧロボになってますが、メチャクチャ面白いのであとは原作無視でも良し！ 俺が許す！（←…

唐沢商会の『蒸気王』大友克洋バージョンともいえる『スチームボーイ』、劇場は狭いが若者（カップル中心）で一応満員だった。まぁ映画の日だしな。仕方がないので時間をずらして鑑賞。 クリスタルパレス来たー！ もうちょっといろんな場所を見せて欲しかっ…

ここからは最終回まで一気に長編形式で行くようだ。残り話数を考えるとちょうど２時間くらいか？ 映画一本くらいの長さなら、ひたすらテンションを上げ続けられると踏んだのだろう。 いまのところは大成功。第一話を彷彿させる凄まじい畳みかけっぷりで、先…

前回見損ねたので前後編の後半のみ。今回の舞台は京都ですよ京都！ ほんとに怪奇大作戦だなぁ。今川脚本になかむら演出、ほとんど総力戦のような話でえらくレベルが高い。 今回は三島くさいというかなんというか、非常に歪んだ情念が動機となってて、このへ…

なんと！ 初の少年科学探偵モノ。『シティハンター』とか『名探偵コナン』とかのこだま監督が演出だけに、今川演出とは一味違う、探偵モノっぽいテイストを一応醸しているのが新鮮。 今回、この番組が始まる前から「やるか！？」と思ってた帝銀事件っぽいネ…

SFと言えばSFだが、どっちかっつーと『怪奇大作戦』になってるよーな。あと、悪者（とは言いきれないが）がいちいち鉄人に自分を仮託するのもあまりに不自然なよーな。 やたら独白の長い矢島正明と解説役の博士に麦人の組み合わせは、トレッキー今川監督の趣…

あー、やはりそー来たか。と分かっていても面白いのがこの鉄人の良さ。ケリーとジョンソンの関係などは蛇足のような気もするが、同じ映像を別音響で使うのは、演出のいい教材になりそうだ。安いし上手い。

今川演出っぽくはないが今回もえれー面白い。ってか、前の人造人間モンスターの時とまったくおんなじ展開なんですけど。つってもこれはワンパターンだとか設定がトンデモ（どー考えてもギルバートよりケリーの方が高度な技術を要求する）とか目くじら立てず…

演出がなんか違和感。あのシンプルな絵なだけに、キャラ崩れもえらく気になる。 シズマ博士（ドラグネット博士）はやはり死んでしまうのですな。高見沢秘書が異様に存在感を振りまきまくって（≒浮きまくって）いるのは確信犯か？ 何がなんでもロボット出過ぎ…

おー、演出のパワーが戻ってる！ やっぱ夜になると俄然よくなるなぁ。 台詞は毎回同じなような気もするが、毎度おなじみ秋元羊介が「誰が言ったか知らないがぁ、いいも悪いもリモコン次第いぃぃぃっ！」と吼えるのにはヤラレた。そろそろタガが外れてきたか。

まとめて2話分を鑑賞。ちょっとなんでも戦争に結びつけすぎかも。あとなんか、フランケン編までに比べて演出のパワーがずいぶん落ちてる気もする。それでもまだまだ十分面白いところがすごいと言えばすごい。

はじめて観た。とりあえず、高橋良輔はいーかげん野崎透と手を切れと言いたい。

もぅあれですな、「……あれは、わしの…わしのッ…！」とか「まさか……まさかそんなっ！？」とかはすでに芸風というか今川脚本の証だと思うしかありませんな。タランティーノの意味ナシうんちく台詞と同じで。 謎としてはミエミエなので、これでは明らかに引っ張…

まんまフランケンシュタインをそのまま出すとは思わなんだ。正太郎をかばって鉄人の腕がフレームインするとか、鉄人の拳から怪物が力ずくで脱出するとか、今回も美味しいシーンが続出。 それにしても画面の暗いアニメだ。本気で夜ばっかにするのかな？

あんまり動かないアニメだが、深夜の空気にはこの落ち着きが合っている気がする。 しかし面白いなぁ。ブラックオックスが暴れて獄中の村雨が潰されそうになるあたり、まったく恐ろしい手際で久々にゾクゾクした。 今回からは少年科学探偵漫画に立ち戻るよう…

27号ほったらかしで解説に燃える敷島博士のマッドサイエンティストっぷりと、１０年間ほったらかしの腕の中からコントローラーが突然出てくるのは爆笑。いい味出してた村雨一家がいきなり退場してしまったのと、あのアバンタイトルが今回なかったのは残念。…

鉄の巨人ならぬ作者横山光輝が全身やけどで包帯ぐるぐる巻きらしいんですが、わざとでしょうか。じゃない、大丈夫なんでしょうか。ちと心配。 第2話は前半15分しか見てないが、予想（期待）通りの展開になってきた。わくわく。敷島博士は呉先生とイワンが乗…

オープニングを何度も観たり。巷の評判がすさまじく、評価もエライ高いので、珍しく流行りに乗れた気分。 父の愛を知らない正太郎が、父の愛を一身に受けた鉄人に嫉妬しつつもそれを乗り越えていく、とかの王道展開を期待。

いやー、面白かった！ もともと期待はしてたが、デキはそれ以上だった。最近ドラマにしろアニメにしろ、これほど次回が楽しみになった番組はないかも。 村雨健二が正太郎に説教するシーンは、あまりにも村雨が大作に説教するシーン、またはイワンが大作に説…

最終回。終わり良ければ…になるのだろうか？ そうだとは思っていたが、原作の途中から始めて途中で終わってしまった。この長さならミッキーとかグレッグとかはばっさり切ってしまうべきだったのかも。てか、ミッキーの本来のポジションはキトリが獲ってしま…