ジャイアントロボ

DVDボックスの特典映像を観直してみると、バンダイビジュアルアミューズでずいぶん作品への接し方が違うのに驚かされた。
もっとも特徴的なのが予告編の作り方で、バンダイビジュアルが「いいキャラクターが出ます、ロボットいっぱい出ます、熱血です、レトロっぽいです」という売りが見えるのに対し、アミューズは「すごい展開です、すごい映像です、見たいでしょう?」という作りだ。
どちらの予告に引っ掛かったかで視聴者の作品評価が真っ二つ(指パッチン?)になりそうだが、各トレーラーは良く考えたらバンダイビジュアルの場合は他のOVA(コアなアニメファン向け)、アミューズの場合は映画のビデオ化(一般向け)につくわけで、そう考えればマーケティング的には正しいのかもしれない。キャラクターで所有欲を刺激する作戦と、ストーリーと映像で(レンタルでもいいから)視聴欲を刺激する作戦。