鉄人28号

二人四役かよ!! さすがにそれは分からんかった。お前らエラリィ・クイーンとバーナビー・ロスか。だからあんなにニコポンの正体がバレバレで、クロロホルムの立ち位置がワケワカメだったのかー。
今回あまりにもGロボと同じセリフが出すぎ(「これは必要な犠牲なんだ」「そんなこと、僕には……!」)て、あんまり鉄人を見てる気がしなかった。正太郎はGロボの大作と幻夜のドラマを一人で抱えてる分、鉄人(と父)との絆をどう取り戻すかによって、ロボを越えるクライマックスが見れるかどうかが分かれそうだ(ロボでは幻夜は断絶し、大作は取り戻した)。
この作品、初期は太平洋戦争の落とした影を描いていたが、結局のところテーマはGロボと同じになってしまったので、戦争は単なる背景にしかなっていないようだ。そこは実写映画版に期待……しても無駄かなぁ。