亡国のイージス

再見。ホント普通の日本映画だなぁ、いいところも悪いところも。ヴォネガットだかの言葉で「<説明>か<ストーリーの進行>以外は書くな!」ってのがあったが、どっちともつかないシーン、カットが多すぎ。
例えば最初にイージス艦を見せるシーンはただ音楽が鳴ってるだけで、のちに艦の性能をなんともしょぼいスライドで解説している。そうじゃなくて、解説をしながら艦を小気味いいカッティングで見せれば、2シーンが更に短い1シーンにできるし、観客に考えさせることでサスペンスも生まれるだろう。
あと、原作に批評的なシーンがセカチューみたいでやっぱハナにつく。そんなエクスキューズを入れないといけないほど企画が選べないのが今の日本映画なのか!?