ソロプレイ感

ソロプレイ感とお仕事感と。
http://d.hatena.ne.jp/Bunkei/20060521#p2

「シングルプレイ感」がどーこー、は俺もよく言うのでちょっと反応。「お仕事感」はほとんどプレイヤーの問題だと思うのでスルーで。
ほぼ完全に相互干渉がない『レーシングロボット』が「ソロプレイ感」云々と言われていないように、「ソロプレイ感」はほぼゲームデザイン側の問題だと考えている。ただし、「組み立て」系ゲームは「ソロプレイ感」は強くともそれはそれで面白いし、相互干渉前提の「バッティング」系ゲームは「あんなのジャンケン」と言い出す人が後を立たない。つまり、ゲームとしてはルールを追加すれば「ソロプレイ感」を払拭することは可能だ。ただ、それをすることでゲームが一貫性を欠いたり、面白くなくなったり、プレイヤーを選んだり、敷居が高くなったりするのは作者の望むところではないだろう。
「ソロプレイ感」が高い低い、はある観点からの物差し(ガイドライン)だ。クラマーの仮面シリーズのように、「ソロプレイ感」が高くても面白いゲームはある。なんのことはない、「ソロプレイ感が強く、つまらない」と書かれているゲームは「ソロプレイ感」と関係なくつまらないのだ*1

*1:その人(の評価基準)に合わない、という場合も普通にあるがそれはまぁ当然なので