ケルティス

無冠の帝王クニツィアがその名を返上した、今年度のドイツゲーム大賞受賞作。
比較的シンプルなゲームながら、いかにもクニツィア的なシステムが濃縮されまくり、どこを切ってもクニツィア印の濃厚ジレンマゲー。並列『勝利への道』ともいえるかも。
特筆すべきゲームテンポの速さを含め、確かによくできてるんだが、この手札の重さは尋常じゃない。早目に見切った色が次々来たりすると、その徒労感で死にそうになる。面白いんだけど楽しくはない、俺内で微妙な位置づけのゲーム。