銀河ヒッチハイク・ガイド

原作読んだのは結構最近の筈だったけど、いつだっけ? レンタル屋3軒目にしてやっと観れた。
ストーリーはともかく、なんともテイストの忠実な映像化に、改めて原作の影響力の大きさに感じいった次第。ちゃんとコテコテのイギリス映画になってるよ、これ。役者のイメージが若干違ったか? アーサー・デントはもっと普通の人っぽい方がよかったなぁ。あと、妙にコケティッシュなトリリアンが原作より遥かにクローズアップされてて、ちょっと“普通”の映画っぽい。サム・ロックウェルは『ギャラクシー・クエスト』以来、「こーゆー映画」専門になったのだろーか。
たぶん原作そのままのモノローグに乗せて描かれる、ガイドのモーショングラフィックスが面白い。面白すぎて、ライブアクション部分を陵駕してしまっているのは製作者の誤算か計算*1か? このヒッチハイク・ガイド、出せば売れると思うので是非販売して欲しいなぁ…。
鬱ロボットのマーヴィンがいい感じに活躍する、グダグダなクライマックスが『銀河ヒッチハイク・ガイド』らしくて嬉しい。パイソン風(エリック・アイドル風)の「さようなら、いままで魚をありがとう」の歌があまりに強烈すぎて、サントラを買いに走りそうに。

*1:エンドロールでの扱いを見る限り、ある意味こちらが本編で合ってるのかも