トランスフォーマー

超ロボット生命体って、思ったより弱いのな。ヘタレ男がクルマとすごい力と女をゲット、ついでに世界も救っちゃうよ! という能天気なマッチョ志向映画。メカと兵器が満載で、徹頭徹尾「男児的欲望」だけで作られてる、ある意味マーケティングのお手本みたいな優等生っぷり。だいたい、「CGどっかんSFアクション」「女を取り合うカーアクション」「ヘタレ男の学園コメディ」「メジャーなキャラ」と、ウレセン要素だけで構成されてるってトコもいっそ清々しい。マイケル・ベイっておっさんのべたな資質が100%発揮されてる。
しかしアレだ、なんか変形が細かすぎで、「変形」っつーより「変身」に見えてしまうのはやっぱバルキリーの国の人間ならでは?