しむえぶりしんぐ

GDCでまたウィル・ライトが『SPORE』を自画自賛してるよーですが。
どっちかっつーとロード・ブリティッシュ(リチャード・ギャリオット)がNcSoftで「船頭多くして船、山に登る」を地で行ったとかキャラデザがユーザーに受け入れられなくて凹んだとか、『ゴッド・オブ・ウォー』の作者が「いまどきギリシャ神話はねーだろ」とセールスに言われたけどゴリ押したとか、相変わらず水口氏はユーザーが見えてねぇな、とか、なんか生臭い話の方が面白かった。
んで岩っち。
任天堂の自信は日本市場での成功に裏打ちされているのだろうが、「脳ブーム」の追い風がない北米市場でどこまでTouch!Generationsは戦えるのか。
日本では「Touch!Generationsから既存ゲームへの誘導」する素振りがまったく見えないだけに、ここでコケると、任天堂は完全に分化した市場2つをカバーするラインナップが必要になる。最近話題の「ゲーム業界のジレンマ」にはまったく興味がない俺*1だが、ここ一年くらいの北米市場の動きには大いに注目したいところ。

*1:映画業界の歴史からすれば、いま何が起きてるかは明らかなので