ゲームデザイナーの憂鬱

なんだか知ってる人間がポコポコ出てくるので油断のならないGpara.comのクリエイターズファイル。今回はクラフト&マイスター船水紀孝氏(元カプ)。
http://www.gpara.com/contents/creator/bn_161.htm

以前は、RPGでヒットゲームをつくらない限り、ゲームクリエーターとして認められない、という強迫観念があったのですが、今は単純に「やってみたいな」と素直に思っています。

しまった! いまその強迫観念にとらわれてるよ俺!! とは言うものの、いまのRPGユーザーの求めているのはシステムではなくキャラである、というスタンスに立つ手前、もし俺がRPGを作るとすれば「自分のやりたいこと(多分相当ゴツゴツしたもの)をいかにしてキャラ萌えRPGに見せられるか」が課題となるだろう。
モンスターハンターはある意味非常に原始的な、戦闘メインのCRPGをイマドキのAADVの文法でMORPGに仕上げた(もしくは名づけた)異質なゲームだ。随所にPSOの影響は感じるものの、カプコンというRPGから一歩引いた会社だからこそ作り得た一作だろう。
俺と違って、既存のユーザー層にとらわれずに済む(ある程度上の立場の)人ならば、自分の得意分野を生かすタイプのRPGを創造するのが一番手っ取り早いのかもしれない。少なくともまだ日本にもそんなゲームにお金を払ってくれる人が20〜50万人くらいはいるわけだし。