アール・ピー・ジーッ!

RPG嫌いで通ってる俺ですが、たまに早く帰ってきたと思ったら面白い記事が。

物言わぬ主人公のお話。 RPG考察モドキ
http://dochikushow.blog3.fc2.com/blog-entry-534.html

←の島国さんとこ。
ハッキリ言って日本のCRPGはたくさん盲腸を抱えたまま改造手術で延命してるバケモンだと思ってる*1ので、誰かがこーゆーことを言い出すのはまぁ必然と思える。
で、どちらかと言うと(ネットでは)穏健派に見える島国さんが、荒れるリスクを犯してまで、いまこのエントリーを書いた理由のほうに、深く同情する次第。

実際、このエントリを書いたキッカケは同業の若いヒトと話してて
「全然気にならない。むしろ普通」と言われたのがショックだったからなんだけれど。

「イマドキの若けーもんは!」とか鼻息荒げても仕方ないが、あるゲームの仕様が「なぜそうなっているのか?」「どんな意図でこんな仕様なのか?」も考えずに、脊髄でパクる輩が多すぎる。特にRPG
クラシックADVが衰退、記号化の道を辿った反面、「その場所でそのとき起きていることを丸ごと表現する」方向に進化したAADV。ジャンル的にも中途ハンパなARPGで、画面のルックだけ最近のAADVに合わせてある『ゼルダ』が俎上に載せられたのは、有名税とは言えまぁ必然かも。
でも先の引用のように「気にならない」人が増えていけば、RPGも衰退、記号化するのはこれもまた必然か。諸行無常。なむなむ。

*1:このへん言い出すとキリがないが、ランダムエンカウント嫌い暦だけでも20年になる