すごいゲーム

SCEの隠しダマだそーですが(もちろんPS2用)。まぁそうであろうの『ICO』チーム新作、『ワンダと巨像』のモチベーションの持たせ方(?)がどんなものか気になる。
ICO』はヒロインに対する感情移入をもって、プレイヤーと主人公に(間接的)一体感を持たせるという変則的な作り方だったが、そのせいで、主人公自身が己の宿命に立ち向かう構図は捨てられて(設定だけはそんな感じなのに)いた。
対して『ワンダと巨像』の場合、主人公が「巨像を倒さねばならない理由は何か」だが、そこに「他者への感情移入」を持ち込むかどうかで『ICO』ファンの評価は決まってくる気がする。個人的にはやはり「自分の為」であって欲しい。もちろんそれは俺が既にいい大人だからで、そうでなかったからと言って失望するにはあたらないのだが。
……そーいやこれ、『ラピュタ』のパズーか、『もののけ姫』のアシタカか、ってな関係だな。宮崎アニメはいつもわかり易くていいなぁ、だからこそ受けてるのだろうが。