タイタンの妖女

読了。地球を操っていた異星の機械が持たせた極秘メッセージは、『銀河ヒッチハイク・ガイド』の宇宙の神秘と大同小異だった。まったくどこまでもイギリス的だなぁ、『レッドドワーフ号』かと思ったよ(←もちろん逆なのだが)。
そもそもストーリーに脈絡がなく、スケールが妙に大きく、人物に感情移入などさせない、など、これはこれでワイドスクリーン・バロックの一変種たり得ているのもすごい。