ギャラクシーフォースII スペシャル エクステンデッド エディション

俺の人生を狂わしたゲームがSEGAAGES2500でリリース。長かった! ついに、「あのギャラクシーフォース」といえる移植版が、家でできるようになったわけだ。その間20年。いや、ホント長かった…。
移植度は完璧で、コントローラーの違いによる操作感覚の違和感さえ乗り越えられれば、記憶に導かれるままのプレイでかなりのところまで行ける*1。今回搭載された「ネオクラシックモード」はゲーム自体はまったく変えないまま、表現の完成度だけを上げる、という、実に日本人好みな仕様で、まったくジジィゲーマー泣かせとしか言いようがない。ていうか、『パンツァードラグーン』にコレを期待していたのだが。
しかし改めて凄いゲームだと思う。なんだろ、「ゲーム」が「ゲーム」の枠を越える瞬間を、この時代においてほぼビジュアルだけで獲得しているって、まったくただ事ではない。いま見ても、その映像のインパクト、迸る「モニターの向こうに<世界>を作ってやるぜ!」という開発者の情念に圧倒されまくり。この際、シューティングとしてあんまおもんないとか些細なことはどーでもいいのだ。

*1:AC版当時は最終面の途中までで死んでたので、結局クリアできたことがない。