イヤならやめろ!

基本的に娯楽の為にしか本を読まない人間なのだが、なんだかそーも言ってられないようなのでビジネス本もちょろちょろと。
で、『スモール・イズ・ビューティフル』を借りようと思って行った図書館で、隣にあったこの本のタイトルにやられてこっちを借りてしまう。いかんいかん。
とゆー経緯はともかく、この本かなり面白い。堀場製作所の創業社長が書いた社内報エッセイの単行本化だそうだが、社是「おもしろおかしく」に代表される独特のクリエイター視点が、俺がビジネス書に感じる「不毛さ」みたいなものをうまくスポイルしている。
会議がつまらないわけや、4種類の課長職、開発成功は会社にとってはやっと第一歩、など、明日からさっそく導入してみたい(して欲しい)考え方が詰まっていて、全然専門の違う俺ですらこんな会社で働けたら楽しいだろうな、と思わせる。