面白いゲームの話

ネットを徘徊してると、いまだに単なる調整不足でクソゲー化したと思しきゲームがドカスカ発売されている。
ネットゲーなら構わないが*1、パッケージングされた商品として流通する以上、それは正価で売るべきじゃない、とも思う。他業界なら、キズありのアウトレット品、お徳用こわれ煎とかの範疇に入るだろう。
作る側は、そんな大量生産のロットチェック落ちと一緒にされたくない、とか言うかもしれないが、ちゃんと調整されているゲームもあるわけで、買う側にとって単なる欠陥品なのは変わらない。
そもそも基本的につまらない、とか、単なる作り手の力量不足、一部の人しか楽しめない、とかいう例外を除くと、特にジャンルとして成熟しているタイプのゲームの場合、ほぼ調整でしか「つまらないゲーム」にはなりえない。
前にも書いた気がするが、調整期間確保が危ういなら、格闘ゲーム等、そもそも「調整しないと面白くならないゲーム」を作るな! と声を大にして言いたい。調整されてなくても面白いゲームシステムもたくさんあるのだから、そっちを選択すべき。
まぁ、企画時点でジャンルを自由に選択できる会社なんてごくごく少数なんでしょうが。

*1:いや、本当は構わないといけないんだろうが…