ウォレスとグルミット 野菜畑で大ピンチ!

いまごろ。ハンス・ジマー参入に象徴される、『チキン・ラン』でもちょっと思った「過剰さ」が、やっぱりW&Gにも流入しててちょっと残念。ウォレスは頭のヘンな発明家であって、決してマッドサイエンティストではなかった*1ような。
でも、それ以外は非常に楽しめた。悪役の名前がクォーターメインとかキングコングとかの、狙いすぎてない大らかなオマージュと、PIXAR作品では有り得ないオフビートなギャグがやっぱり面白い。あとやっぱり基本的な「センスの古さ」がいい。ニック・パークって、タランティーノとかティム・バートンに近い趣味志向ではないかと思う。
グルミットの鼻がテカテカしてるのが気になった。材質変わってる?

*1:微妙な差ではあるが、そこが新しさだったはず