次世代機の使い方

とりあえず映像表現を抜きにして、たとえばPS2の真三国無双のような、ハードスペックの向上がなければできないゲームとは何か? を考えてみる。

  • CPU処理能力の向上
    • 物理演算の範囲拡大。クルマの挙動なんかはパラメータを入れるだけ(エンジンの内部構造とかシミュレーションするのは大変そう)。逆に、リアルな物理エンジンに重力パラメータを100Gにするとか新しいかも。『重力の使命』か
    • リアルタイム自動生成。もちろん影とかそんなレベルじゃなく、コントローラの入力にリアルタイムに反応するマップとか。どんなゲームだ
    • 気体、流体や、光、電波、音波など(このへんプログラム的にみんな同じだが)波を扱うゲーム。団扇で飛ぶゲーム(それは『アウォーグ』)とか、温度の違う空気を使った屈折で覗くとか、電離層を使って狙ったところに電波を届けるとか…
    • 材料力学を取り入れたゲーム。すべての構成部品が金属疲労で壊れるロボゲー(もちろんそれを探し出して修理するのメイン)とか。ありえねぇ
    • ものすごくレスポンスの早いゲーム。1/60とかじゃなくて。でも、出来たとして今度はディスプレイのリフレッシュレートをどうするか、という問題になるかも
    • 並列動作。複数画面出力を出せるようにして、昔のセガ基盤とかみたいにする。アーケード向けしか考えつかん…
  • メモリ容量の向上
    • 見える範囲の広いゲーム。捜せばいろいろありそう…
    • 同時に襲ってくる敵が、すべて別の格好、声、武器、技を持つ、「ザコ敵」のないゲーム。バリエーションを作る方がたいへんそう…
    • 画像入力(認識)、音声入力(認識)系で、入力が長時間に渡るもの。なんだろう、モンキーアイランドの口喧嘩のやたら長いのをリアルに行うとか。裁判か公開討論あたりが題材になりそう?
    • 広大なマップの動的変化表現。GTAなんだけど街にペイント出来るとか? HDDでもできそうかも
    • 何かとシームレスなゲーム。メモリの増えた分を使って、ゲームモードの選択とかを常駐、とにかくシームレスで高速なレスポンスに
  • 解像度の向上
    • 巨大な一枚絵を要求するゲーム。『ウォーリーをさがせ』とか
    • 浮きの微妙な動きを読み取る釣りゲーとか

…どれもイマイチだなぁ。だから夢が広がらんのか。想像力の限界が人類の限界とはよく言ったもの。誰かすごい想像力を持った人に期待しよう。おれはといえば、顔の筋肉を動かして表情が作れるらしいので、とりあえず念願の尋問ゲームを。