コンテンツの今後

アメリカではもっとも有力なコンテンツ産業は映画業界で、そこに乗っかる形で世界中に同じコンテンツを売り込むことが可能だ。
本邦では地上波TVが圧倒的に強く、排他的とさえ言える影響力を持っている。当然コンテンツ数は映画の比ではなく、各コンテンツの認知度も総じて低い。
囲い込み、という点から気になるのは幼年マンガ誌だ。日本で1年間に公開されるハリウッド超大作の数と、コロコロで連載されるマンガの数はそうそう変わらない気がする。小学館の育てたその客はTVに流れていくわけだが、ハリウッドのように、「卒業しないコンテンツ群」を作れれば、根っこを押さえているだけに最強かも知れない。日本でそれに成功してるのは『ガンダム』と宮崎アニメくらいか?