終戦のローレライ

読み始め。うーむ、アメリカ人でも毎度おなじみ福井キャラの造形なのでイキナリ違和感が…。トイレにこもって一人で泣く、とかはやらんでしょアメリカ人は。それは日本人の美意識では。そこをいつものことだと思えば、あんまり時代とか気にせず読める。
こうしてみると、やっぱり福井晴敏は希代のストーリーテラーだなぁ、と思わされる。基本的に映画と同じ展開(しょっぱなの海戦部分)ながら、やはり情報量が圧倒的に違うので、すでに結構いろいろ伏線張りまくりな予感。