タイタンの妖女

ああ、なんとなくどーゆー本かわかってきた。ヴォネガットは山風と言うかテリー・ギリアムと言うか、そーゆー冷徹な視線と鬱屈したユーモアの作家なのだ。まさかSFプロパー(とも、いまは言えないか?)にここまで俺好みな作風があったとはまさに灯台下暗し。つーか一番SF読んでた15年くらい前だったら、まだここまで惹かれることはなかったかも。