続リーグ・オブ・エクストラオーディナリー・ジェントルメン

本編読了。パウルのデザインとは違うが、火星人のウォーマシンがなんだかムチャクチャカッコいい。モロー博士は敵じゃなかったので、そこはネタ被りではなかったが。やっぱアラン・ムーアは上手いなぁ。一巻でバローズのジョン・カーターラヴクラフトランドルフ・カーターを親戚にしたのと同じ手法で、ギュスターヴ・モローをモロー博士の甥にしたてたのにはやられた。
今回はどー考えてもハイドが主役。ジキルとハイドの関係は、『ウォッチメン』におけるコバックスとロールシャッハの関係のよう。ハイドに限るなら、ロールシャッハとコメディアンの混交か。そう言えば、ネモはロールシャッハとDr.マンハッタンそれぞれに似たところがある。
ミナの扱いもさらにアップしたが、いまいち感情移入できない。リアルなキャラだとは思うが…。ラストシーンの「ハイド・パーク」の由来はちょっと泣けた。うまい!座布団一枚!!