永劫回帰

ベイリーは俺内「面白いんだけど内容はさっぱり頭に入らない作家」ランキング不動のNo.1を占める作家だが、本作もまぁ頭に入らないこと入らないこと。
あいもかわらず細かいガジェットが意味もなくどばどば出て来る。お気に入りは「生体コンピュータとも言える結晶体で構成されたタロット(ではないが)カード」。こいつが運命を操るんだ、とか言われるとなんかゾクゾクするよね。よね?(←誰に同意を求めてる)
ベイリーとベスターはわりと同ジャンルみたいに扱われているが、主人公のアクの強さがケタ違いなので俺の中では完全にベツモノだ。SF内のサブジャンル分けの他に、小説としての区分を誰かやってくれんもんか。