川の深さは

読了。感想は明日(またですか……)。
『トゥエルブY.O.』の解説で大沢在昌が本編そっちのけで熱弁を振るうのもむべなるかな、本作はトゥエルブの同工異曲で、たしかにストレートな感動ではこちらに分がある。
謀略小説としてのスケールの大きさとより複雑なプロットを持つトゥエルブが乱歩賞受賞作となったのは、ピンの作品と考えれば納得だが、あまりに似た構成の作品であり、先にこちらを読んだ大沢在昌の不満(?)もやっと理解できた。