いちんちおくれ

エレカシの『扉』がヘビーローテ中なんですが……歌詞が重いなぁ。「化ケモノ青年」の歌詞「あの19世紀以来」とゆーのは、その前の「歴史」で歌われた明治(鴎外の時代)のことだろう。
俺は日本人のアイデンティティは明治で大きく揺らぎ、敗戦で喪失したとみるが、いまの宮本は「全部受け止めろ LIFE IS COOL」と歌う(「パワー・イン・ザ・ワールド」)。闇雲な攻撃性からセンチメンタリズム、葛藤の吐露(『good morning』)を経て、エレカシ(宮本)は「いわゆるカッコイイ大人」を目指しているようだ。この変遷、まさに30男にはドンピシャだが、女性や年少のファンにはどう受け取られてるんだろーか。