ゲームデザイナーの星

唐突にある会話。
ゲームプログラマは最終的にどうなるんだ。スーパープログラマがディレクターやプロデューサーになるっておかしくないか?」
「ちょっと待った! それ言ったら企画だってそーだぞ」
「どーして」
「ゲームデザイナーの最終進化形はあくまでスーパーゲームデザイナーであって、ディレクターやプロデューサーは脇道に過ぎん!」
「んじゃ、ディレクターは誰がなるんだ?」
「だから、それは各セクションにまんべんなく関わる人間のなかで、プロジェクトをまわすのがうまいヤツがやればいい」
「やっぱ企画じゃん」
「それは……ごにょごにょ」
「プロデューサーは?」
「それは……向いた人が」
「つまり誰でもいい、と」
「ホントはそうなんだが……どうもD経験者じゃないとPDにしない、とかいう会社が多いんじゃないかなぁ(弱気)」
「じゃあやっぱ企画じゃん」
「おかしいなぁ」
「おめーの頭がな」
「なにおー!むきー!」
個人的な見解では、スーパーゲームデザイナーってのは発想力と実行力の天才であって、交渉や分析や運営のプロではない、と思っている。
で、実際そんな人間がいるか? とゆーとちゃんといる。ただし、その人は(一世を風靡した)スーパープログラマと並んで普通に仕事をしているので、メディアには出てこない。
天才の仕事をみたい、俺みたいな人間にとって一番不幸なのは、スーパーゲームデザイナーなんてものがいなくても、ゲーム業界は十分成り立つ、とゆー事実だ。