南方珀堂登場

シンキングラビット制作、アトラス発売の推理ゲーム。うさぎのゲームはリバーヒルから出てたサターン版『道化師』以来の久々だが、今作でもやっぱり今林節が炸裂してる。
ていうか難しい! なんだこの難易度はッ!? 謎が難しいのは歓迎だが、これほどフラグ立てが難しいとストレスばかりが溜まってしまう。
独特のシステムは非常におもしろく、まだまだ応用できそうな気がするだけに、たぶんクソゲーの烙印が押されたであろう本作の「根本的な古さ」には哀れすら感じる。
そうそう、助手の寒いトークが激しくうっとうしいのでここだけでも何とかしてほしかった。PCエンジンの『謎のマスカレード』といい、コンシューマ機は子供向けだという考えがこの頃まではびこっていたのだろうか。