倶零舎のツッコミがあったのでロボゲー(主にアクション)についての持論を開示しとこう。
一言にロボゲーっつっても、ゲーム性やその比重はそれぞれ違うわけだが、購買基準はアニメ寄りかリアル寄りか、そのロボは魅力的か、など、おおよそキャラゲー的なもの(そもそもダサいロボのゲームは買わない)である。ゲーム性に対して投資しているわけではない(コレ重要)以上、ゲーム性の違いを云々するのは売る側からすると詮無い話のように思う。
作る側に立つなら、「操縦してる感」をいかにして作るか、に注目している。『バーチャロン』『ガングリフォン』『鉄騎』はその意味ではどれも凄い発明で、戦車シミュレーターではない、ロボゲーの魅力を死ぬほど考えた製作者の本気を感じる。
ただ実際、売れてる(受け入れられてる)のは『アーマードコア』だけだったりする現状では、ロボゲーにおいて、ゲームシステムがロボ的である必然性はないのだろう。となれば、今後ロボゲーがギャルゲーと同じ記号化の末路を辿る可能性は十分にある。ガンダム世代の開発者が引退するあたりがロボゲーの衰退期なのでは。