デュエリスト 決闘者

リドリー・スコット初監督作をやっと観る。なんかエライ理不尽な話ですな。「これは実話です」テロップがなかったら「んなバカな」で澄ますクラス。
さすが処女作と言うべきか、リドリー・スコットのだだ漏れな絵画指向が随所に見える映像が面白い。2度目の決闘のシーンなんか、ほんとに絵にしかみえない。
ハーヴェイ・カイテルが不気味かつ意味不明なキャラなのだが、リアリティをなんとか損なわないレベルで成立させていた。現在ほどの風格はないがさすがに上手い。そうそう、登場人物が英語でしゃべるので、最初全然どこの話かわからんかった。ちなみのフランスの話だそーで。