ウォレスとグルミット ベーカリー街の悪夢

CGも多用してた前作から一転、また短編に戻って手作り感覚も戻ってきた。
相変わらずのヒッチ調サスペンス&ご近所ダイハード感が楽しいが、ちょっと今回、表現がいままで以上にブラックなのが若干引っ掛かった。
(以下ネタバレ)
これもイギリス流ブラックユーモア、といえばそうなのだろうが、これまでの作品では、悪役の気が変わったり、捕まったり、更正したりしていたのに、今作ではその機会が与えられずにトドメをさされてしまったのは、シリーズのウェルメイドな魅力をはみ出した変化だと思った。