勝手にクリアしてくれるゲーム

昔々、Barneyっつー子供向けの紫の恐竜キャラのゲームがGenesisにあって、ほっとくとBarneyが勝手にステージクリアしてしまう、というそれはそれは斬新なゲームで。
とかいう年寄りの昔話はいいとして。
まぁアレだ。任天堂が「ゲーム人口の拡大」を目指して頭を絞った結果、「わかった!ゲームになんか興味がない人に遊んでもらう"ソフト"を出せばいいんだ!俺天才!」とかいう台詞があったかどうかは寡聞にして知らないが、とにかくすごく当たった。バカ売れした。ところが買った人たちは「ゲームになんか興味がない」ので、ゲームを買ってくれない。「本体買ったんだから買ってよ!」との思惑があったかどうかは後世の歴史家に委ねるとして、どっかの中堅メーカーが恥も外聞も捨ててトライアングル・サービスにオマージュを捧げる事態にまで至った、と。この現状を憂いた神が、「もういい、もうわかった。そんなにゲームが嫌なら、もう頭とか使わなくていいから」とばかりに迷えるめんどくさがり屋の子羊に導きっていうかショートカットを与えたもうた。まるでもう一人の自称(?)「神様」が最近いみじくも「もうちんたらゲームとかやってらんない」と示唆したように。

なんてぇ時代だ。