へびつかい座ホットライン

資料本の合間に。まだ半分くらいだが、うーむ、ぜんぜん面白くならねぇ。たぶんキーになるであろう木星人とインベーダーについて、ここまで情報を小出しにすらされてない、ってあたりでかなりストーリーに求心力がない。ホットラインの目的も、いまのところまだどこにも繋がってない。クローニングで主役がどんどん変わるのは設定的には面白いが、読者の感情移入をそこでぶつ切りにしてるんで、そこも読みにくさの原因かも。まぁ、このへんのドライな価値観は、ディックとかと並んでサイバーパンクのハシリっぽくもある。でも同じ70年代だったら、こないだ読んでたバーサーカーの方が面白かったなぁ。