コスティキャンのゲーム論

コスティキャンのゲーム論
http://www004.upp.so-net.ne.jp/babahide/library/design_j.html

久しぶりに再読。『シムシティ』を「ソフトウェア玩具」と称するなど、一般化されて欲しい意見がたくさん。
「「ゲーム」を魅力的なものにする他の要素」は、かなりの部分クラマーとカブって(たぶんポケモンカードに言及しているクラマーのほうが後発)おり、その比重において大きなスタンスの違いは見出せるが、大筋において大差はない。ということは、これらの主張は理に適っている、といえそうだ。
個人的に「情報」項の後ろあたり、「情報量と思考時間の関係」はクロフォードの「アクション/ストラテジー分類」に相当関わっている(手段、時間、情報量が少ないのが「アクション」)と思うので、そこいらにもう少し言及が欲しかったかも。まぁ、つってもコスティキャンTRPGのデザイナーだから、そりゃ望みすぎか。