それは『ポン』から始まった アーケードTVゲームの成り立ち

ジャーナリスティックな語り口が魅力なこの本だが、話が家庭用ゲームに入ると、残念ながら記述の正確さが怪しくなってくる。247ページあたり、ファミコンのRAMが2MBとか卒倒モノ*1。そのちょっと前、アタリVCSのRAMが256KBもあった、ってのもどー考えても有り得ないので、なにか根本的に勘違いしてるっぽい。2MBってのはPPUのメモリ空間のことなのだろうか?*2
まぁ、あくまでアーケードTVゲームの本、てことか。家庭用や、PCゲームについては別の(専門の)本を、ということなのだろう。日本語で読める、黎明期PCゲームの歴史本、ってないのかな……。

*1:「画像処理チップ」という言い回しも妙に不安が……。

*2:6502もたしか64Kのはずだし。