宇宙の果てのレストラン

今回の主役はゼイフォード&フォードの宇宙人コンビ。マーヴィンが底なしの絶望先生っぷりを発揮して3箇所くらい場をさらうのが面白かった。
しかしアレだな、このシリーズって英米のジャンルSFからは絶対出て来ないタイプの本だと思うが、日本とかだと普通に誰か(それが筒井康隆なのか横田順彌なのかは知らんが)がこーゆーのを書いていても不思議じゃない。それが日本SFの懐の深さなのか、それともそもそもジャンルSFが小説には根付かなかった*1理由なのか……。

*1:これがマンガだと、ジャンルSFっぽい作品が一般(の少年たち)にヒットしているのが皮肉だ。