王への請願

最近よく見かける、「カードにルールが書いてある」タイプのゲーム。M:tGの影響なのか、『プエルトリコ』『操り人形』『キャメロットを覆う影』とか『シャドウハンターズ』とか最近ほんと多いが、個人的にはこの手のゲームはルールがツギハギっぽくて好きじゃない。洗練されてないと言うか。
でコレ。
やっぱりカードでバランスを取ってるゲームだが、手持ちのカードの効果だけ気にしてればいいので、身構えたほどはゴリゴリのゲーマーズゲームではなかった。世界設定がよく分からないが、レンブラント風の渋い絵柄と、ダイスの出目に1〜3まで任意に加算できる「女中」カード*1が「家政婦は見た!」っぽくて気に入った。実際このカード強いし。
ただ、手軽にできそうな割にプレイにやたら時間がかかるのが難点か。

*1:出目をまるまる変えられるのが「魔術師」なのに、家政婦でもちょっとくらいならゴマカせる、ってあたりの黒いユーモアにやられた