ゲームの潮流

先週、どこぞの大学でゲームの潮流を探るシンポジウムがあったらしい。
アタリ創業者兼『ポン』作者ノラン・ブッシュネル(いつから「ノーラン」じゃなくなったんだろう…)、宮本茂小島秀夫なんかが出席し、技術の進歩とゲーム(正確にはもうちょい広い)の進歩を絡めた話を…したらしい、のだが、Webで記事を読む限りでは、ゲームデザインについては先祖帰り的な傾向を感じた。

http://www.watch.impress.co.jp/game/docs/20051202/diec_01.htm
http://www.watch.impress.co.jp/game/docs/20051203/diec_02.htm
http://www.watch.impress.co.jp/game/docs/20051203/diec_03.htm
http://plusd.itmedia.co.jp/games/articles/0512/03/news016.html

これは「おもちゃ」への回帰ではないのか? ミヤホン氏は前からこんなことを言っていたからいいとしても、その他のパネラーが引っ張られすぎな気がする。
とにかくジャンルと題材が狭すぎる。ストーリーとキャラクターの器としてのRPGと広義のスポーツもの、キャラグッズ、オモチャ…しかない現状では、おもちゃの持つ一般性にすがるしかないのだろうか。それとも、彼らジジイ開発者が最前線から転げ落ちた(Valveのロビン氏はまったく安全だが)というだけなのか。