6ステイン

読了。巻末の「920を待ちながら」はほとんど単独の作品としては評価できないほど、他作品と密接に関わっている。それだけに、(マンガも含めて一通り読んでいる俺には)構成の密度はもっとも高く、3転4転するプロットも素直に楽しめた。ただ、この作品もちょっと『亡国のイージス』のある側面を損なっている(と言うか、切り売りしている?)のが残念といえば残念。
そのうち書かれるのであろう、920と市ヶ谷再編のエピソードがどんなものか気になる…って、完全に作者の術中にハマってるな俺。