カルカソンヌ 新たな地

すでに城の街カルカソンヌとはかけ離れ、なにやら北欧あたりのランドスケープを舞台に、似てるようでガラリと違うゲームになった。特にコマが少なく、頻繁に回収する必要があるのに、回収に手がかかるあたり。
今回のデザイナーはコロヴィーニ。
http://www.hyakuchomori.co.jp/toy/item_game/pages/alex_gespraech_6.html
↑によるとランドルフの弟子筋にあたるようだが、『家系図』のランドルフ調と違い、今作はどっちかというとクニツィア調のジレンマゲームに仕上がった。と言って『ディ・ブルグ』に似ているわけでもない。
はっきり言ってあんまり面白くならない拡張セットや、プレイヤーの記憶から削除されそうな『2』、面白くなくもないが微妙な『ディ・ブルグ』などに比べ、今作は明らかに進化し、面白くなっている。元祖『カルカソンヌ』の拡張としては現時点のベストだろう。俺も買おうかな。