石神伝説

2巻。とり・みき初ではないかと思われる大河「シリアス」伝奇マンガ。タイトルからは『石の血脈』を思わせるが、その実『総門谷』とかのほうに近いテイスト。情報の見せ方が説明に寄りすぎており、これだったら士郎正宗式にハシラに追いやってしまった方が集中してマンガに向かえる気がする。内容自体は面白いだけに、もうちょっと漫画的ダイナミズム(をこの作者に要求するものでもないか…)があれば、広範な読者を獲得できたかも。『寄生獣』みたいに。
そうそう。
http://media.excite.co.jp/News/bit/manga/tori/054/p01.html
とり・みきと言えばこのネタは外せまい。このニュース聞いたとき、とり、ゆうき、出渕、河森氏なんかがこのネタにどー反応したのか真っ先に気になってたもんで。