メテオス

後生大事に電源切らずに持って帰ったという『メテオス』を遊ばせてもらう。むーん、『ルミネス』のハズしっぷりに比べるとずいぶん面白げだが、実際遊んでみるとイマイチ題材とやってることが合ってない。ペンを上下にこするプレイのシュールさに比べ、「世界」がちゃんと設定され過ぎなのでは。かなり理詰めで作った感はあるが、そこの整合性はこれから取るのだろうか?
とか言って公式サイト(http://planetmeteos.com/)行ったら、なにやらゲームデザイナーの独り言ページが。あー、スマブラの桜井さんなのね。企画書、という言葉を忘れさせる大胆なプレゼン資料や、メニュー項目の面積を重要度と比例させるとか、4文字に略せるタイトルをとか、なかなか得がたい実践的な内容で非常に勉強になる。いままで「もと任天堂」からノウハウが流出した例ってほとんど聞かない(逆にセガスクウェアはどんどん流出させ、業界のクォリティ底上げにずいぶん貢献した)からなぁ……。
サイト見てから思うと、『メテオス』最大の敗因(まだ負けてないけど)は対応ハードがあとから決まったことだろう。操作するブロックがやや小さい(これだけで微妙にストレス)し、打ち上げてもあの画面サイズなのでいまいち爽快感に乏しい。