俺『デビルマン』
いい教材を手に入れたので久しぶりに構成のシミュレーションを。漫画『デビルマン』を2時間弱の映画にする場合の脚本構成。
- シークェンス1(20分)
- シークェンス2(15分)
- 了は明にデーモンとはなにか? を説明。了、明、美樹の人間関係もここで明かされる
- シークェンス3(20分)
- デーモンから人類への宣戦布告。無差別合体が始まり、明はデビルマンに
- シークェンス4(15分)
- シークェンス5(30分〜40分)
- シークェンス6(5分〜15分)
……うーむ、永井豪っていうより石川賢の風呂敷の広げ方になってるな。それにしてもアクションばっかりだ。10億とかいうレベルじゃないが、でも最初以外に削れるところはないし、アクション映画なら最初にアクションシーンがあって欲しい。やはり映画向きの原作ではないってことか?
アクション映画じゃなくするなら、明はデビルマンにならずにシークェンス5の牧村邸での生活(とそこに至るまでの背景)を十分時間をかけて描き、一度死んだ明が美樹の死で復活(デビルマンになる)、人間とデーモン双方に宣戦布告しておしまい、とか。どこがデビルマンやねん。