闘牌!ドラマティック麻雀

PS2の\2000ゲームを\1000で購入。このタイトルではわけわからんが、福本伸行『天』のゲーム化作品だったりする。『天』は俺もゲーム化を夢見たことがあるので、実物を前にするとなにやら複雑な心境に……。
で、声優があまりにもやばいとか、原作の初期を再現する意味って、とか、「ざわ・・」の真髄がまるでわかってないとか、アカギ説得モードってアンタ、とかまぁ不満はおいといて、ちょっとやった感じでは意外とがんばってると思う。「危険牌予知」や「牌の偏り」は俺も考えていたが、これがキャラクターの個性として設定されているのは惜しい。やはり「一念を通した方に流れが来る」とか、「心に刃を当て続けた者にのみ訪れる光明」でないと、福本思想をゲームに盛り込んだとは言えないだろう。
もちろんアカギはその限りではないので、「ドラが乗りやすい」なんてのを再現してくれるだけでもう満足。あとは実戦で「俺の暗刻はそこにある」を見せてくれるなら、\1000分の価値はある。